こんにちは。
今日は日本とは関係ないんですが、私が北京に住んでいてかなりびっくりしたネタをご紹介します。お題は「北京戸籍とそれ以外の人間の多大なる不公平について」です。


なにが驚いたって、、、戸籍は母親の出生地で生まれたときに決定されてしまうものです。私は以前、ここで父親の戸籍に影響されると書いた気がしますが、正確には母親の戸籍のようで、父親が北京戸籍であっても母親が農村戸籍だったら子供は農村戸籍になるらしいです。北京戸籍と農村戸籍では受けられる福利など、様々な権利がかなり異なります。これがかなり不公平なもので、日本人には到底信じられないものです。これは中国人の不満の温床の一つとなっていて、昨年あたりに改革法案が提出されたとかニュースで見ましたが、その後どうなったのかわかりません。私がいたころ、北京では車の渋滞が大変深刻な問題となっていて、車の台数を減らすため、北京で車を買えるのは北京戸籍の人間のみ、と
なった記憶があります。日本でいえば、東京で車が買えるのは東京に戸籍がある人間だけ、となります。日本みたいに戸籍を自由に動かせませんので、これは中国の若者がかなり不満を述べていたのを覚えています。全く信じられません、、、車の渋滞は車の量ではなくモラルのなさが問題なのに、そこには一切てを加えないのだから、、、あの歩行者も車も自分のことだけを考えて行動するモラルを改善すれば渋滞はかなり緩和されると思いますけどね。。。。


では元ネタをご紹介します。
「私の周りには地方の小都市や農村から来た子供がたくさんいるが、彼らは北京戸籍を持つ同年齢の子供と比べ、かなり多くの不公平を受けている、特に入試はひどい。彼らは不公平に対して文句を言いながらも現実を受け入れ、相当の努力を重ね、ついに北京戸籍を手に入れる。そして北京戸籍を持つ子供が大学入試で恩恵を受けるのは合理的だと考えるようになる」というものです。ではこれについて、中国人ネットユーザーのコメントをご紹介します。


「まさにこの不公平のために、前向きに努力しようという気持ちになる」


「多くの特権に反対している人間が公平を求めているわけではなく、なぜその特権が自分の身の上にないのかと怒っているのと一緒だな」


「既得権益を享受している人間はみんな一緒だろう。正直で私利私欲を求めないなんてことできる人間は少ない。人間の本性は本来悪であり、中国の制度はまさにこのような悪を正常化するものだ」


「現実を非常に風刺してるな。人の本性は利己主義なんだ。弱者の側に立とうという既得権益享受者がどこにいるっているんだ?」


「入試というのはある年代では大変重要なものだから、子供にそのような誤解を与えるんだろう。どのような思想を持ち、どのような生活を送るかは自分で決定しているのだから、自分の弱さの言い訳を探すのはいい加減よしてもらいたい」
※日本ならそうですけどね、中国は決してそうではないと思います。生まれでかなり差が付きますのでね。。。


「多くの人間が既得権益享受者に反発しているのは、自分がその立場に立てないからだよ」


「北京の子供たちの運命は実は大学入試より前の高校入試で決定してる。どこの高校に入れるかで、その後どの大学に入れるががほとんど決定してしまうし。北京人でなければ北京の子供たちの競争は理解できない」


「学校の先生が言ってた。奴隷たちの最大の望みは奴隷制度の廃止ではなく、自分たちが奴隷を扱う側になることだって」


「世界というのは元来不公平なもの。人生は常に不公平なものなのだから、公平を求めるというのはつまり利益を求めるということにすぎない」


「この不公平な世界を変えることなんてできないんだから、このむなしい世界をなるべく賢く渡り切るだけ」


「今後、北京の学校は私立化して、優秀な高校ほど費用がかかる、こうなれば誰が金を持っていて、どのような出身かが一目瞭然だ」


「北京で最も優秀な子供たちはすでに出国してるよ、、、外国に比べれば北京の競争なんてたかが知れてる」


「それでも優秀な人間はみな北京戸籍を取得してるよな。こういう人間の子供たちによる受験戦争は熾烈だろうな。親はみな頭がよくて、そのうえみんなその北京戸籍の特権を持っているわけだから、、、」


「絶対に変えられない、ってのは賛成できないな。変えることはできるんじゃないかな」


「都市戸籍の子供と農村戸籍の子供の人生は全く異なる。当時の中国がすべての国民に対して公平ではなかったからだ。中国はまだまだ現代国家ではないってことだ」


「北京戸籍を努力して取得した人間は、他の人間がそんなに気軽に北京戸籍を取得することを当然快く思わないだろう」


「家を買う前は家が高すぎると文句を言うが、家を買った後は家が値上がりすることを望んでるみたいなもの」


「私は努力して北京戸籍を取得した人間だが、今でも北京の子供の入試特権には賛成できない」


「1番いいのは特権をなくすことだろうが、一部のとある組織がやらないだろうな」


「私も私の夫も農村戸籍だけど、他人に比べれば進歩は遅いかもしれないけど、持っていないものはないと言える」


「今、大変多くの人間が公務員を批判しているけど、それでも公務員になりたい人間が後をたたないのと一緒」


「北京戸籍が北京の大学を受験するのに特権があるのが不公平か?自分の地元にも大学があるのにわざわざ北京の大学に入学したいのだから、難易度が上がるのはおかしなことじゃないと思うけど」


「朝のラッシュのバスに乗って、あとから乗る人間を恨めしく思うのと同じだな」


「まあ、こんな社会だからな、、、優秀な人材が海外流出するわけだよ」


「少数の人間が特権を享受するのを変えることはできないが、それなら、少数の人間が特権を享受する制度を変えるのは無理なのか?」


うーん、、訳していても、やはり病んでますね。まあ、中国人らしさ全開のコメントが非常に多かったですが。特に「恨めしいのは特権ではなくて、特権階級に自分がいないこと」ってコメントは非常に多かったですね。日本人なら、なるべく多くの人間が享受できるよう、って方向に表面上だけでもなるんでしょうが、中国ではそんなことは一切必要ないんです。自分がその階層に入れるか入れないか、それだけが彼らの関心事です。他人はどうでもいいわけです。この辺に中国人の「利己主義」の発想がよく表れていてなかなかおもしろいトピックスでした。


あと面白かったのは、本当に優秀な子供は出国している、ってのですね。私が中国にいる間にも、本当に優秀な人材はどんどん海外に出て行ってましたね。学生で言えば本当にお金のある家の子供はアメリカに行きます。ちょっとランクが落ちる家の子供は日本に行きます。日本には恐ろしいまでに中国人留学生がいますが、中には語学留学の名目でなんとか日本に入国して、あとはひたすらバイトってのもいますけどね。で、社会に出て以降、優秀な人材はやはり海外に出てしまいますので、これは中国にとっては大変な損失だとは思います。でも優秀な人材にしてみれば、海外では中国と比べて自分の能力をまだ公平に判断してくれます。収入などにも直結しますしね。中国は優秀なだけではなかなか難しいです
。コネ社会なので、自分にどのような人脈があるかが大変重要です。優秀でも人脈、コネのない人間はなかなか成功が難しいです。このような社会から優秀な人材が流出してしまうのはある意味仕方ないことともいえます。これでは中国は先細りですので、手を入れるべきだとは思いますが、、、難しいでしょうね。



また書きます!
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